山猫な本の話
昨年,冠松次郎(かんむり まつじろう)という人の
『峰と渓』という本を読んだ.黒部渓谷歩き黎明期の話が垂涎もの.
ただ,どうも妙な分かりにくさがあるんで
これの底本の『峰・溪々』という本を図書館で取り寄せてみたら
この方が全然読みやすい.正字正假名なんだけどねぇ.
で,ふと思い付いて,突合せを始めてみたら…50箇所以上相違点.
妙なわかりにくさ,の部分はほとんど,翻刻間違いみたい.
しょうがないから,1968年に出た翻刻『峰と渓』も図書館に注文.
1938年のと1968年のと2002年のの突き合わせ,するのだ.
ちなみに,特にしょうもない間違いには
「蟇(ひきがえる)」が「墓」になってたぞ,をゐをゐどうしたとか
「蠎(うわばみ)」が「蝶」になってた,何が起きたんだ?なんてのが.
こんな事と,福田恆在の著作なぞ読んでいたんでここに書くような
種類の本をサッパリ読まずに時間がたってしまった1月〜2月だった….
昨年,冠松次郎(かんむり まつじろう)という人の
『峰と渓』という本を読んだ.黒部渓谷歩き黎明期の話が垂涎もの.
ただ,どうも妙な分かりにくさがあるんで
これの底本の『峰・溪々』という本を図書館で取り寄せてみたら
この方が全然読みやすい.正字正假名なんだけどねぇ.
で,ふと思い付いて,突合せを始めてみたら…50箇所以上相違点.
妙なわかりにくさ,の部分はほとんど,翻刻間違いみたい.
しょうがないから,1968年に出た翻刻『峰と渓』も図書館に注文.
1938年のと1968年のと2002年のの突き合わせ,するのだ.
ちなみに,特にしょうもない間違いには
「蟇(ひきがえる)」が「墓」になってたぞ,をゐをゐどうしたとか
「蠎(うわばみ)」が「蝶」になってた,何が起きたんだ?なんてのが.
こんな事と,福田恆在の著作なぞ読んでいたんでここに書くような
種類の本をサッパリ読まずに時間がたってしまった1月〜2月だった….
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