12月27日の日記

2004年12月27日 読書
今野緒雪『マリア様がみてる ―イン ライブラリー』コバルト文庫

コバルト本誌で発表されていた小品4つと書き下ろし.
雑誌掲載時の印象では『桜組伝説』が好かったけれど
ここで読んでも,これが一番好ましい印象.
本編の拾遺スナップ集みたいな感じで,悪くはないが
図書館という舞台は,物語の場所として美味しいので
長い作品で,とっぷりと浸れるものも期待したい.

しかして,祝部みきさんのお話は短編どまり,か.(笑)

あとがきの『…何冊読んだことがありますか』をみて,
3つしか思い出せず…いくつのタイトルが出ていたのかしらん.
これを調べるために読み返すのも何だか….(笑)

『マッチ売りの少女』は随分いろんな読み方をしたと思うけれど
『若草物語』は読んでみようと思ったことがなかったなぁ.
それから『枕草子』は目を通してはいても,味わっていない.
きちんと京都の季節の変化を知って読んだら印象変わるかも.

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