1月11日の日記

2005年1月11日 読書
紫堂恭子『王国の鍵(6)』角川書店

久しぶりのファンタジー長編の完結編.
おもしろく読み終えたけれども前の方は
かなり忘れてしまっているので,いつか
時間かけて一気読みしないと真価は不明.

めそめそしたり迷ったりする登場人物たちは
それぞれに魅力的に描かれているけれども
ファンタジーの骨組みの部分に不満を感じる.

父親…は紫堂さんの主題の一つで?
憧れから反発から色々なものを感じて好い.
これと対照的にこどもについては
どうも,子ども扱いという感覚が感じられて
少しばかり違和感を感じたりもする.

「お子様ランチ」の思想(注)というのに
あまり好感をもてないからかもしれない.

(注)高田直樹『なんで山登るねん』から.
   これはなかなかの毒書で美味しい.

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940653X/

お子様ランチの思想が出てくるのは「続」の方でした.
高田直樹『続 なんで山登るねん』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309406564/

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索