6月7日の日記

2005年6月7日 読書
光原百合『最後の願い』光文社

書店店頭でみて手に取りかけたが,思いなおして
まずは図書館で借りて読んでみることに…待った〜.

光文社の季刊誌『ジャーロ』の2002〜2005の号に
ほぼ半年に一回のペースで掲載された連作.
わたしは,光原作品は推理小説というよりも
ゆったりとした語りを楽しむ読み方で楽しんでいて
これも,期待を違わない,優しさ溢れる物語.

人によっては美しさがきれい事に感じられるかもしれないし
強引に連れ回されると感じるかもしれない….

光原世界も素敵だし新作がでれば読みたいと思うけれど
楽しく読んだ後でも,どうしても手元に,と感じないのは
この作品でも同じだった….かなり根っ子で感じる何か.
惹かれるけれども浸りきれないものを感じる,わたし.

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