12月2日の日記

2005年12月2日 読書
友桐夏『春待ちの姫君たち―リリカル・ミステリー』集英社コバルト文庫

非常に気に入った『白い花の舞い散る時間』作者の
コバルト文庫2冊目ということで期待と不安を
抱えながら読み始めて…前半,ちょっとツライかもと
危惧しつつ読み進んだら第三幕で鮮やかな場面転換.
読み終えてから,あれ?前半のあれって??と思って
思わず読み返してしまう著者一流の荒業に感心〜.
読み返すと,黒々と見えてたところが違って見える.
いや,読み方が杜撰なのかもしれないけれども….
前半で読めなくなった人には酷評されるかもしれない.
例外的な?『白い花の舞い散る時間』ほど凄くないけど
あれより読みやすい素敵な読み物.

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