2月5日の日記

2006年2月5日 読書
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 西村醇子訳『魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉』徳間書店

どういうものかと読んでみた.何か出るか?と
楽しみにして読み進んで…読み終わっていた.
ブン投げるほど悪くはないけど…ハズレはハズレ.
ファンタジーとしてはなんとも空虚な感じ.

御都合主義はナルニアのはるか上を行く.(苦笑)
描写はいくつかの古典的ファンタジーに寄りかかったり
夏と冬のビックサイトで売られるパロディ同人誌の
できの良くないのと選ぶところが無いかもしれない.

訳者あとがきにある著者についての話をみて
『ギリシャ神話や英文学の古典を読んだものの,
英雄が男性中心で女性が受け身であることに
歯がゆさを覚えた』というのに,然もありなん.

描写が大雑把なので,換骨奪胎する種にはいいのかも.
見てないけど,アニメは評判がよかったようだし.

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