6月3日の日記

2006年6月3日 読書
野村美月『“文学少女”と死にたがりの道化』ファミ通文庫

6月1日に書いたのだけれど,すごく大事なことを
書いていなかったことに気づいたので追記.

この物語のなかで屋上は大きな位置を占めていて
さらに,この物語で語られない過去においても
事件が起こったことになっているんだけど….

小学生の頃から,屋上が大好きで過ごしたけれど
高校を卒業してしばらくしてから訪ねたら
屋上への扉に施錠されていて吃驚した.
そして,どうも,屋上への立ち入り禁止が
かなり一般的になっているらしいことに吃驚.

飛び降りて死ぬ人が出たら気色悪いかもしれない.
だけど,屋上の空気を吸い,景色を眺めることで
窒息しないで生き延びてこられた気がするので
屋上への扉が閉ざされているのは耐え難い状態.

屋上に寝転がって雲を眺める,屋上で笛の練習をする
そういうことが出来る世界に戻ることを祈ります.

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