1月8日の日記

2007年1月8日 読書
野村美月『“文学少女”と繋がれた愚者』ファミ通文庫

けっこう続きを楽しみにしているシリーズ.
出て間もなく求めて読み始めたのだけれど
今回のは,物語のエグミが強めな気がする.
そして,題材が…気持悪くてブン投げた作家.
でも,著者一流の美味しいところがあるので
ときおり,ウェっとなったりしつつも楽しんだ.
恋心に翻弄される様子の描写が素敵に美味しい….

『未来に復讐されている』という言葉が気持悪いけど
これは題材の方から持ってきたのだろうか?
青空文庫にあったら検索かけてやれと思ったけどナシ.
気持悪いものを探しに気持悪いもの読む趣味ないしなぁ.

303頁で,あ…出てくるの?と思ったらその通りで
曖昧に待たされたけど,う〜ん,そうだったんですか.
ちょっと,心葉くんには…う〜ん,う〜ん,う〜ん….
『うさ恋。』の作者だしなぁ…先への期待と不安が….

『砂糖菓子の〜』みたいな桜庭さん風味の救いのないのは
どうにも嫌ですが,荒唐無稽な救いは救いにならないし….

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