なかなか好かった．作家読み始めて良かった．
するりと読み流せるという意味ではなくて
ややこしくなりそうでも，わかりやすい語り方
そういう種類の，独特の文章が肌に合う感じ．
そして，中味はというと…前編に較べると少し重い．
なんか，みっちりと実の詰まった物語読んだ印象．途中から
幸せなお仕舞と，不幸せなお仕舞の，どちらでもできる話運びが
少々苦しくなって，途中で止められなくなって後半は一気読み．
以
下
ネ
タ
バ
レ
風
味
・
・
・
好きな人は好感情をもってくれてはいるけれども
別の人を特別の人に選んでいるのに，そばに居る
その苦しさ・嬉しさ・切なさがよく描かれている．
叩きのめされる和也がとても痛々しくて辛いのは
やられる姿が人を動かすように扱われてるからか？
どこかで，なんか嫌だなとも感じてしまう…う〜ん．
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