杉井光『さよならピアノソナタ 』電撃文庫
物凄く好かった….途中から切なさに
目が潤んだり息苦しくなるほど.
といっても,悲劇ではない.
真冬の『ギリギリ感』を感じてしまうから.
当人より見てる方がひりひりと感じてしまう.
異性との,そして世界との,とても素敵な恋物語.
置いてきぼりも出しそうな音楽の描写だけど
だからこその張り詰めた空気を醸し出してて
登りつめる様な,透き通る様な,そんな種類の
音楽を聴いているような心地に誘われる.
バッハの曲を笛で吹いていてよく歌えたとき
感じられる不思議な気持ちよさみたいなのを
文章から感じることもあるのだなぁ,とか.
いや,並べられた曲から妄想を膨らませて
勝手に酔っ払っているのかもしれない….
なぜか思い出した好きな物語
萩尾望都『ポーの一族』,萩尾望都『トーマの心臓』,堀辰雄『美しい村』,
高橋亮子『坂道のぼれ』,内田善美『空の色に似ている』,波多野鷹『Aquq 水のある風景』
(選べず,並べる順番にも困ったので,かつて読んだ順)
◇2008年3月11日追記
著者さんのブログで曲を聴けるリンクを紹介されてました.(凄)
http://blog.livedoor.jp/hikarus225/archives/50993234.html
物凄く好かった….途中から切なさに
目が潤んだり息苦しくなるほど.
といっても,悲劇ではない.
真冬の『ギリギリ感』を感じてしまうから.
当人より見てる方がひりひりと感じてしまう.
異性との,そして世界との,とても素敵な恋物語.
置いてきぼりも出しそうな音楽の描写だけど
だからこその張り詰めた空気を醸し出してて
登りつめる様な,透き通る様な,そんな種類の
音楽を聴いているような心地に誘われる.
バッハの曲を笛で吹いていてよく歌えたとき
感じられる不思議な気持ちよさみたいなのを
文章から感じることもあるのだなぁ,とか.
いや,並べられた曲から妄想を膨らませて
勝手に酔っ払っているのかもしれない….
なぜか思い出した好きな物語
萩尾望都『ポーの一族』,萩尾望都『トーマの心臓』,堀辰雄『美しい村』,
高橋亮子『坂道のぼれ』,内田善美『空の色に似ている』,波多野鷹『Aquq 水のある風景』
(選べず,並べる順番にも困ったので,かつて読んだ順)
◇2008年3月11日追記
著者さんのブログで曲を聴けるリンクを紹介されてました.(凄)
http://blog.livedoor.jp/hikarus225/archives/50993234.html
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