いや〜，面白かった．あと，ご馳走様〜．
1〜3巻よりも，大きな背景の中で活躍する
隊員たち，そして少ないながらも群像的な
素敵な人達をいくつか登場させて…．
静かに思い返すと，179頁の郁の呟き以前は
これまでの巻と似た空気が強いけれども
その後の雰囲気は，加速感を強く感じる
非常に躍動的で劇的なドラマになっている．
で…，これ迄によく肉付けされたキャラ達ゆえ
景色が鮮明で心ときめく活劇になってて素敵．
シリーズを通しての，この作品ならではの功績と思うのは
『差別用語』について無関心な人の一部に知らせたこと．
「関係ない」で済ませてしまっている人が少なくないから．
実態としては『あいつアレや』で通ってしまうのだそうで
こんなのを，いわゆる言葉狩りで無くせはしないだろう．
文章としての差別表現に目を光らせる必要はあるだろうが．
ネ
タ
バ
レ
な
メ
モ
16頁『服をコタツに入れ忘れているのは注意してやらなかった』
27頁『あのシリーズをキャラ読みできる才能』
67頁 柴崎×手塚
117頁『郁は暗闇に感謝した』
235頁 郁×堂上
寮の部屋だが，内乱57頁と革命16頁でコタツが出るし
危機321頁でベッドに潜り込んでいるけれども
コタツとベッド両方あるってどんな部屋なのだろう…．
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