『ネコのおと リレーノベル・ラブバージョン』
不思議な学級日誌をバトン／タスキに
繋いでいくリレーノベルという設定だが
それっぽいのは最初のひとりだけで
あとは，好き放題のぐっちゃぐちゃ．
で…，面白いといえば面白いけれども
作品としちゃ破綻してて笑うしかない．
「富士ミス企画を考えてみよう！」というイベントから
出たそうだけど…何が残ってるかは読んでのお楽しみ．
http://www.fujimishobo.co.jp/mystery/column/bangai01.html
☆彡
2006年12月発行の本を何故今頃読んだかというと
『ばけらの』を読む前にできれば押さえておきたい例のアレ
http://d.hatena.ne.jp/trivial/20080826/1219700066
を読んだから…で，『ネコのおと』読んでよかった．
『ばけらの！』が破綻してたら哀しいけれども
推理方面での竹本健治『ウロボロスの偽書』とか
面白い先例もあるし，杉井光だし…期待しておこう．
◇メモ
P.192 真っ赤な文字（…時間経ったら真っ赤じゃない．）
P.249 テンパると頭働かないタイプ
表紙絵可愛いけど，運ぶときは背側咥えるような．
喰うときは腹からだった気がするけど．
ネットで表紙画像を見たときも，現物見たときも
『ネコの音』だと思ったけど『ネコノート』だった．
コメント