10月23日の日記

2008年10月23日 読書
みかづき紅月『ぶよぶよカルテット』一迅社文庫

面白かった.わくわくしながら読めた物語.

タイトルからして,ぇぅ,サティかぶれだとすると…とか
著者紹介をみても…う~~ん,と思ったりしたけど
口絵のカラーページをみたらアンデス25Fが!!
栗コーダカルテットかぶれだとしても悪く無さそうだし
あの楽器そのものに意味ありならツマラナイ訳無い.
このあたりの事情は32頁の描写でわかる,かな?

「変」の感覚がとても好い感じで良い.
音城トリルのキャラがとても好い,愛い奴.
トリルと凛音をみてて,中高生ころの<あの感じ>を
よくあらわしているなと,しみじみしてしまった.
いや,音楽はやってませんでしたが.

アンデス出した割には…『さよならピアノソナタ』みたいな
音楽描写効果を出していないのが惜しいけれども
音楽ネタが心情描写の道具としてうまく使われている.

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