11月13日の日記

2008年11月13日 読書
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉』電撃文庫

2巻のあとがき最終行で書かれたキャラが準主役?
基本的には楽しく読んだ…けれど….

当麻が格好良過ぎかつモテ過ぎかもしれない.

ミサカがねぇ…このテーマだけで数冊いけるような
そういう重たい話の元だからねぇ.
先の巻でどういう風に扱われるのか興味深いけれど
ミサカが幸せになる結末が想像しにくいのがツライ….

◇メモ
P.12 徹鋼弾 既存の徹甲弾でなく,こうした意味あるのかな?
P.129
「そうです。シュレディンガーさんっていうのは量子力学の先生の名前ですねー。この人は

ュレディンガーの猫、というお話を残しています。ペット愛好家の人にとっては果てしなく残
酷なお話なのでー、ちょっとアレンジしますよ?」
小萌先生は焼き終えたお肉を野菜で包んでインデックスの小皿に載せた。インデックスは迷
わず分解して野菜だけを三毛猫に分け与える。だが、三毛猫は猫パンチでこれを拒否。
「ここに一つの箱があります」
言って小萌先生は空いた手で畳の上に置いてあったチョコの箱を掴んだ。
「さて、この箱の中に何が入ってるでしょうか? はいシスターちゃん」
「む。そんなのチョコに決ってるよ。とうまの家にもあったもんそれ」
「しかしこの箱にはアメ玉が入ってるのです」
「何でそんな回りくどい事を……、」
「さて問題ですシスターちゃん。この箱の中には何が入ってるでしょう?」
「さっきアメ玉が入ってるって自分で言ったじゃん!」
「そうです。けど開けてみないと分かりません。先生がウソついてる可能性もありますから」
「……、」
「つまり、今この箱の中には『チョコが入ってる可能性』と『アメ玉が入ってる可能性』の二
つがある訳なのです。もちろん、箱の中にはどっちかしかありえませんよ?けど可能性の話
なら二つの可能性がごっちゃになってる訳なのですね。
小萌先生はチョコの箱を軽く振って、
「この二つの可能性は、フタを開けて中身を確かめた時点で『一つの結果』として現れます。
元々チョコ五○%アメ五十%だった箱の中身を、」『見る』事でチョコ一〇〇%に替えてしまう
事ができる、という訳なのです。

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