中々面白さが増した気がする．やっぱりひっくり返しは
ちゃんとでてくるけれどナンチャッテをされた感はない．
オリアナって…この作品の魔術の出し方を象徴している
そんなキャラだなぁという気が…．
冬馬のキャラ設定がしっかりしてきたのかな？著者が
成長を描写したという風には読みにくい気がする．
ステイルの変化の方で荒っぽくやってるからねえ．
◇メモ
P.246 L.10 迂回 この文脈だと哨戒あたりがよさそうだなあ．
◇追記
このシリーズ，不思議なことに原作よりもアニメの方が好い印象がある．
まぁ，まだ，原作の2巻を扱っている段階なのだけれど…．
殴り合いの描写がアニメでは減らされているからという気がしてきた．
言い換えると，原作の拳で闘う場面が白々しく感じられる，ということ．
関連して思い出したので検索してみたらあっさりでてきたけれど…
「寺田寅彦随筆集 第五巻」岩波文庫にある映画雑感III 十三 血煙天明陣の
『ほんとうの真剣勝負というものは』という話がぴったりと重なる気がする．
http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2497_9350.html
拳の勝負でも，派手な応酬など…安手な映画の産物じゃないのかな．
（2008年11月25日）
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