2月1日の日記

2009年2月1日 読書
葵せきな『生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4』富士見ファンタジア文庫

舌先三寸でもこんなにも楽しくなるんだよという迷品.
その点で入間人間作品にも通じるんだけれども
あちらが読み手をかなり選ぶというか腐れているというか
高度というかひねくれているのにたいして,なんか真っ直ぐ.

ハーレムとほざき続ける鍵が嫌らしくならないほど強力な
清涼化成分があふれている.いや,今日日真っ直ぐ書くと
気恥ずかしくなるようなことを,腐れ発言で韜晦しながら
だららららと書き綴ってあるから…なのかもしれない.

しかし,まだ,企業編の存在価値がよくわからない.
抜きで,生徒会室の雑談会議だけで良い?とも.
次の巻で,どっと書くつもりらしいけれども,それ読んだら
今までの話の景色が変わって見えたりするんだろうか.
そうだとすると,それはそれで面白そう.

◇メモ
P.151 『理解出来ぬなら、死ぬがいい、ゆとりめ』

不如帰の句の様に捻りたいけど字余りが酷くなるなぁ….

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