3月19日の日記

2009年3月19日 読書
須賀しのぶ『アンゲルゼ―ひびわれた世界と少年の恋』コバルト文庫

こんどは1巻に似て大きな展開・変化で読ませるもの.
たくさんの新設定を知らせるために説明っぽいのは
まあ,しかたないところだろうか.くどくは無い.
P.P. 223-226 を読むと,とある想像が浮かぶけれども
ソレきりで後の巻任せかと思ったら…最後に,か.

◇メモ
P.49 「……もうちょっと、じれったい青春劇場が見たかったんだけどなぁ……」
P.78 ロンが逃亡 まだ、私が逃亡の片棒を担いだとかぬかす連中がいるのか
P.88 ロンがいたときにマリアが産まれていれば
P.117 小魚をすくっては丸飲みした。そうすれば泳ぎが上手くなるというおまじないで
P.150  すぐに消え去るはずの、塵にも満たない微弱な光は、未孵化によって
    命をあたえられ、意思を与えられ、ひとつの生命体に育っていく。そして
    周囲の人間にとりつき、孵化して肉体を得ようとする。
     この、抗体をもつ者のみが感じる光が育つ過程で、どこから生命体と
    呼ぶべきなのか、そもそもどこからアンゲルゼ・ウイルスと定義されるのか、
    敷島にはわからない。
P.188 エレダ
P.189 ラサ
P.249 愚かなふりをするのも、時には必要だ。正論ばかりを言う人間は、決して
    正義漢ではなくて、正しい自分を愛している本物の愚か者にすぎん

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