3月31日の日記

2009年3月31日 読書
櫂末高彰『学校の階段の踊り場』ファミ通文庫

『盂蘭盆会』を読んで初期設定を改めて思い出し….
いや,なんだか,当たり前に居る感jが強くなってた.
美冬の微妙な行動は何なんだろうな~.伏線?

シリーズものの短編集だもんでで,昨今流行の
著者によるSS風味かなと思ったら違っていた.
遊びを感じないではないけれど,ふざけてもいない.
空気を変えずに,隙間を埋める感じになっていて
これはこれで良いかもしれない,とはいえ
あとがきの,このタイミング~談義!(笑)ではある.
好きな物語のだから楽しんだけど,早く本編を~.

◇メモ
P.88 皆に冷やかされながらシャンプー、リンス、おまけにトリートメントまで。
        …リンスとトリートメントの両方をやることは一般なんだろうか?
P.93 「にしても、色気のないパジャマばっかりよねー。誰かネグリジェとか着てくれば
    面白かったのに」
   「そんな女子高生いるの?」
   「てか、あんたのそれ、スウェットじゃない?」
   「私、家では基本、裸族なんだけど」            …なんだ?裸族って.
   「わかったわ、剥いてあげる」
   「あーっ、ストップストップ」
    互いの服装を批評し合う。美冬はいずみをチラリと見た。特別な格好をして
   いるのかと思いきや、自分と同じパジャマ姿である。美冬の視線に気づき、いずみは
   「もっとお嬢様っぽい格好にすれば良かったかしら?」と微笑んでみせた。
   「そうね。いずみだったら、せめてシルクのパジャマが良かったかな」
   「実は普段、紫のガウンを着ているの」
   「……渋い」

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