4月2日の日記

2009年4月2日 読書
石塚真一『岳(8)』ビッグコミックス

すこし,マンガを読む気分が萎えてしまっていて
これも9巻が出るまで積読になってしまっていた.
掲載誌は青年誌だし?人間ドラマなんだからと
そう思う限り,しっかりした水準を保っているな~.

「第三歩 ひとりの山」はナカナカ好い.
「第七歩 空振りホームラン」の中での『夜風の会』の扱いはどうしたものか.

わたしも夜道をかなり歩くが,山歩きをしない山小屋支配人に
ツマランことをいわれて不快な思いをした上に
山岳警備隊の人に無用な仕事をさせることになってしまって
(支配人の要請で,わたしの通過を確認するため待ってた!)
困ったもんだと思ったことがあるけれど….

そのときは,そのアホ山小屋支配人に会う前に登山道で
遭対協の人と出会って,行程について話して
「装備持ってるなら… 気をつけて」と言ってくれて快く別れたのに….
(2006年夏の冷池山荘の支配人…管理してるつもりに思い上がってた?)
(…厳しい山域の小屋の人には居ないぞ,あんなの.)

P.68 の『ラペルダウン』は造語したのだろうか?
それとも,そう言う人達がいるのだろうか?
ラペルはdescente en rappel という仏語由来で
こんな造語はヘンなんだけど,一般読者には
ダウンと付けないと意味がわからないので
注釈つけるより良いとでも思ったのだろうか?
P.214 の『※カラビナ=自己確保用の登山用具』という
頓珍漢な注釈といい,ナンダカナという気もする.

カラビナは金属製のO型やD型の環状で開閉するゲートをもち
ザイル(ロープ)をハーケン等の支点に掛け易くするとともに
支点煮直接通すと生じる摩擦を減らして切断を防ぐ器具.

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