神野オキナ『あそびにいくヨ!〈12〉仔猫ただいましっそうちう』MF文庫J
なんか,懐かしい古い友達の家に遊びに行って
昔の友達とあっているような気分になる物語.
いや,12巻にもなれば古い付き合いになるし
キャラの心根設定が暖かいからねぇ.
いや,ドンパチだの格闘だの剣呑な話もあるけど
ほどけてる猫みたいな気分に浸れて嬉しい.
シリーズとしては初の,をやっているけれども
読み手が苦しむようなやりかたではないし.
◇メモ
P.30 『冬は雪に埋もれるのが生き残る猫』という言葉もあるでしょ?
…森敦『月山』の中に春になる前に庭の雪を除いて花を咲かせ
宴を開いた者がいたけれども後の寒波でやられてしまって
新緑の季節にそこだけが茶色く枯れていたという話があったような.
P.30 『雪に埋もれようとするあまり凍死する猫』という警句もあります。
P.76 根源でもる …時制を弄っていてかな?
P.179 だたの「さよなら」ではないことを …???
P.198 「しばらくサラはキャーティアシップにお連れになりませぬよう……溶けてしまって
使い物になりませぬ。
P.198 「しかし、サラは幸せ者かも知れぬ……幸せな状況で己を忘れてまで
それに浸れるのは、一種の才能だからな」
「いえ、違います」
即座に摩耶は否定した。
「それが普通なのです。お嬢様のようにその中でも、幸せを守るために
理性を動かすことの出来る人の方が才能の持ち主なのです」
P.199 「なんてことを!」
アオイの事情説明を聞いたエリスは悲鳴のような声をあげた。
「お渡ししたマニュアルにもあったじゃないですか!新しいアップデートもあるから、
強い言葉は注意してくださいって! 特に、『怒る』っていう言葉と感情の
意思表示があってからの命令は最高強制指令の発動キーワードだって!」
「…………」
力なく、アオイはうなだれた。
「どうするんですか! 主に『いらない』って言われたら、アシストロイドは
行先なんかありません! ましてカスタムなんですよ!」
P.210 『まあ、確かに、ウチらの世界じゃ本当に犯罪手前の行為でもあるからな、
オマエが怒るのは仕方がない』
なんか,懐かしい古い友達の家に遊びに行って
昔の友達とあっているような気分になる物語.
いや,12巻にもなれば古い付き合いになるし
キャラの心根設定が暖かいからねぇ.
いや,ドンパチだの格闘だの剣呑な話もあるけど
ほどけてる猫みたいな気分に浸れて嬉しい.
シリーズとしては初の,をやっているけれども
読み手が苦しむようなやりかたではないし.
◇メモ
P.30 『冬は雪に埋もれるのが生き残る猫』という言葉もあるでしょ?
…森敦『月山』の中に春になる前に庭の雪を除いて花を咲かせ
宴を開いた者がいたけれども後の寒波でやられてしまって
新緑の季節にそこだけが茶色く枯れていたという話があったような.
P.30 『雪に埋もれようとするあまり凍死する猫』という警句もあります。
P.76 根源でもる …時制を弄っていてかな?
P.179 だたの「さよなら」ではないことを …???
P.198 「しばらくサラはキャーティアシップにお連れになりませぬよう……溶けてしまって
使い物になりませぬ。
P.198 「しかし、サラは幸せ者かも知れぬ……幸せな状況で己を忘れてまで
それに浸れるのは、一種の才能だからな」
「いえ、違います」
即座に摩耶は否定した。
「それが普通なのです。お嬢様のようにその中でも、幸せを守るために
理性を動かすことの出来る人の方が才能の持ち主なのです」
P.199 「なんてことを!」
アオイの事情説明を聞いたエリスは悲鳴のような声をあげた。
「お渡ししたマニュアルにもあったじゃないですか!新しいアップデートもあるから、
強い言葉は注意してくださいって! 特に、『怒る』っていう言葉と感情の
意思表示があってからの命令は最高強制指令の発動キーワードだって!」
「…………」
力なく、アオイはうなだれた。
「どうするんですか! 主に『いらない』って言われたら、アシストロイドは
行先なんかありません! ましてカスタムなんですよ!」
P.210 『まあ、確かに、ウチらの世界じゃ本当に犯罪手前の行為でもあるからな、
オマエが怒るのは仕方がない』
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