細音啓『黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて』富士見ファンタジア文庫
美しい景色を見せてくれる素敵な物語の9巻目.
この巻も素晴らしかった.
少し前から仄めかされてたことが迫ってきて
切ない場面の心に沁みいってくること….
綺麗な場面もさらに凄いものになっていて
美しさに涙を滲ませながらしみじみと読んで
静かに穏やかなところでこの巻は終わり.
つぎの最終巻がとてもとても楽しみ.
◇メモ
P.55 右手の手首から先が、まるで陽炎のようにぼんやりと揺らいでいた。
P.202 『今のあなたは、過去わたしとアマリリスが見てきた
いつの時代のあなたより笑顔にあふれている』
P.246 詠は、そんな瞬間に聞こえてきた。
P.261 「……わたし信じちゃうよ? 本気にしちゃっても……いいの?」
P.311 「姉さんの記憶を持ってるのはわたし。わたしが姉さんの記憶を預かってるの」
P.312 「どうして? わたしは自分の生まれた役目を終えたわ」
P.314 「……ありがとう」
P.315 「わたしからも餞別。アマリリスの真言<全ての目覚める子供たち>
――大した力は残っていないけど、眠りについた子を起こすくらいはできるはず」
美しい景色を見せてくれる素敵な物語の9巻目.
この巻も素晴らしかった.
少し前から仄めかされてたことが迫ってきて
切ない場面の心に沁みいってくること….
綺麗な場面もさらに凄いものになっていて
美しさに涙を滲ませながらしみじみと読んで
静かに穏やかなところでこの巻は終わり.
つぎの最終巻がとてもとても楽しみ.
◇メモ
P.55 右手の手首から先が、まるで陽炎のようにぼんやりと揺らいでいた。
P.202 『今のあなたは、過去わたしとアマリリスが見てきた
いつの時代のあなたより笑顔にあふれている』
P.246 詠は、そんな瞬間に聞こえてきた。
P.261 「……わたし信じちゃうよ? 本気にしちゃっても……いいの?」
P.311 「姉さんの記憶を持ってるのはわたし。わたしが姉さんの記憶を預かってるの」
P.312 「どうして? わたしは自分の生まれた役目を終えたわ」
P.314 「……ありがとう」
P.315 「わたしからも餞別。アマリリスの真言<全ての目覚める子供たち>
――大した力は残っていないけど、眠りについた子を起こすくらいはできるはず」
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