5月25日の日記

2009年5月25日 読書
中村九郎『曲矢さんのエア彼氏』ガガガ文庫

不思議感を楽しむ中村九郎の作品.
何故か,丁寧に読み直して細かく理解しようと
そういう気分を起こさせない…やるだけ無駄と
そう思うほどに無茶苦茶とも思わないけれど
綺麗に収まりなおすという気もしない.

◇メモ
P.27 「傾いた人間は、同じ角度の傾きを知る人間にしか受け入れられない」
P.36 エアはシャドーと違って反撃した。
P.72 左膝十字靭帯損傷
P.76 「来秋公開予定の映画の、主人公の恋人役のオーディションって書いてある」
P.77 「えーと、『少年は自らの空想上の彼女と出会い、そして別れ行くのか……』って
   何ですか。架空の恋人との恋愛なんて切なくも痛々しいですね。笑っちゃいますよ」
P.89 ヒロイン役   …??  !!
P.159 「七年前に亡くなっている」
P.256 鋭いフットワークで距離を詰めると、サーベルを突き出す。  …サーベルを?

!!! 以下,大ネタバレ注意 !!!
P.285 七〇八号室、ネームプレートは一つだけだ。
     名前は『関杏子』だ。

P.286 「彼女、もう十年前くらいからここに入院してるんじゃない?」
    「杏子はっ……一緒に小学校に通って、中学も一緒で……」
    「不思議だよね。外傷もないのに、橋の上で意識を失っていた。以来ずっと……」

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