時田唯『有川夕菜の抵抗値』電撃文庫

新刊チェックしていて面白いかもと思って求めた.
こういう求め方はずいぶん久しぶりかも.
乱暴だけど勢いが心地好く楽しく読んだ.
帯にもある挨拶の第一声のドンびかせ力ってのは
ハルヒの後では団栗の背比べという気も.
奇抜な電撃少女の物語の電撃文庫ではあるが
物語の本体の骨組みは清々しいほど典型的な
ヤマアラシのジレンマを軸にした青春ドラマ.
%少し似てるがハリネズミの~というヒトは某アニメに溺れてる.

しかし,元気良さがとてもよく表されていて痛快.
粗さはおいといて,面白さを楽しんだら勝ち.
でも,この作品は,どういう経緯で出版に到ったんだろう?

◇メモ ものいわぬははらふくるるわざってことが多い作品だった.(苦笑)
P.96 その一角に、束に包まれた白い花が添えてある。
           …束にされた白い花が供えられている.にしたいかな?
P.114 オレンジジュースのテトラパックを口にくわえ
         …ブリックパックのことを言いたいんじゃないかな?テトラでは….
P.136 柵の端に添えた白い花へ近寄り、そっと手を添える。
P.158 ベッドから起きあがり、淀んだ表情のまま上履きへと履き替える。
    …ベッドの中で何を履いていたのかな~~?
P.183 正確に言えば、パラライザーという存在へのやり直しです
                         …存在との  かな?
P.197 確信を突かれ  …核心を突かれ,だろうなぁ.
P.215 アクセルを引き絞った  …どこから出てきた表現だろう?
P.217 背後から静止命令が聞こえてくる 
    …静止命令=「動くな! (Freez!)」 『そこのバイク止まりなさい』は停止命令.




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