7月20日の日記

2009年7月20日 読書
瀬尾つかさ『宇宙(そら)をかける少女〈上巻〉』一迅社文庫

『クジラのソラ』の著者の新作が出ないなと思ってたら
このノベライズが出て…もしかして,書けなくなった?と
心配になったけど『白夢 放課後の霧使い』が出てて安堵.
しかし,とても好きな物語を書いてくれてる作家さんだけど
文章にはまるというより,物語にはまってるからノベライズは
どうだろうなと思いつつ読んだら,なかなか好かった.
「瀬尾つかさの秋葉」がとても素敵.他のキャラも著者一流の
真っ直ぐで,ぶっ飛んでて面白さ溢れる好い奴が大勢.
擬音の桜も好いが,桜が冷凍睡眠から出したミコトが~.

◇メモ
P.7 つまらなかった。
     せっかくの家族旅行なのに、歳の離れた姉たちは
    自分のことなどかまってくれない。
     両親は、生れたばかりの末妹、四女となる桜の世話に夢中。
     月の裏側のリゾート都市は、おもしろいアトラクションも
    いっぱいあると聞いた。すきなところにいっていいと、カードももらっていた。
    都市内はお金持ちしかいなくて安全だから、ということで、
    ひとりで外出してもいいよ、といわれて……。
     だけど、ひとりでおもしろいはずがない。
     ひとりで遊んで、楽しいはずがない。

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