杉井光『神様のメモ帳〈2〉』電撃文庫
1巻が,かなりの切なさ孕んでいたので少し覚悟して
読んでみたら…痛そうな場面は豊富なのだけれども
鳴海の成長物語という印象の場面が多いかな.
仕掛けが凝っていて,その部分でも楽しめた.
最後に判ると温かさ溢れる.さらに,おまけも.
◇メモ
P.17 三つの丼にはそれぞれ、味のちがうラーメンが少量ずつ入っていた。
P.68 「あー。ミンハイ」
P.232 「チャルニー」
P.243 掛軸 右から順に『竹内力』『今上天皇』『天照皇大神』『紳王皇帝』『江田島平八』
P.248 「ナルミを頼む。頼りないように見えるかもしれないが、中身はもっと頼りない。
たぶん平坂組のことも、いまだに子どものやくざごっこだとでも思っている
のだろうね。でなければこんな無茶なことは言い出せないはずだよ。そうだね?」
P.248 「願わくは、この義兄弟の関係が乾いた方法論的なもので終わらないようにと
祈るよ。きみは理解していないと思うが、雛村壮一郎は伊達や酔狂で杯を
受けたりはしない。……きみのことを、認めているのだよ。これでも」
P.272 『すまない。きみを見直したよ。感謝している』
1巻が,かなりの切なさ孕んでいたので少し覚悟して
読んでみたら…痛そうな場面は豊富なのだけれども
鳴海の成長物語という印象の場面が多いかな.
仕掛けが凝っていて,その部分でも楽しめた.
最後に判ると温かさ溢れる.さらに,おまけも.
◇メモ
P.17 三つの丼にはそれぞれ、味のちがうラーメンが少量ずつ入っていた。
P.68 「あー。ミンハイ」
P.232 「チャルニー」
P.243 掛軸 右から順に『竹内力』『今上天皇』『天照皇大神』『紳王皇帝』『江田島平八』
P.248 「ナルミを頼む。頼りないように見えるかもしれないが、中身はもっと頼りない。
たぶん平坂組のことも、いまだに子どものやくざごっこだとでも思っている
のだろうね。でなければこんな無茶なことは言い出せないはずだよ。そうだね?」
P.248 「願わくは、この義兄弟の関係が乾いた方法論的なもので終わらないようにと
祈るよ。きみは理解していないと思うが、雛村壮一郎は伊達や酔狂で杯を
受けたりはしない。……きみのことを、認めているのだよ。これでも」
P.272 『すまない。きみを見直したよ。感謝している』
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