9月7日の日記

2009年9月7日 読書
野村美月『“文学少女”と恋する挿話集 2』ファミ通文庫

本編を楽しんだなら楽しめないわけがない読み物.
ただ,野村美月の悪ノリがちぃと目立つ気もしてて
こらっ!っと頭を軽く小突きたくなるようなとこもある.

そして……『ななせの恋日記 特別編』は,ちと困る.
これで,可愛いと思う読者もいそうな気がするけれども
こうやっちゃあ,ななせが,ななせが,台無しかも.
そういう気がしないでもない.違うといいたいのじゃない.
こういう要素あるかもね,でもわからないね,というほうが
あの,ぶすくれた可愛さは光ると思うのだな…….
そう,本編で十分に可愛さ炸裂してたんだから
こんなに,わざとらしいの書かなくてもねぇ,とも思うと.
いや,面白く読んでおいての,無茶な注文は承知の上.(爆)

◇メモ
P.242 ひとつめの箱から出てきたのは~
    …こういう場面でっちあげ,もの凄く新鮮に感じた.真似たら哀れだけどね.
P.279 「気をつけてください。本に埋もれて圧迫死とか、洒落になりませんよ」
    …書かれたの,先日の地震で亡くなった女性!の事例の一年以上前…….

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