10月8日の日記

2009年10月8日 読書
杉井光『剣の女王と烙印の仔〈1〉』MF文庫J

たいていの場合,物語の最初の方からぐいぐいと
引き込んでしまうものが多い杉井光作品にしては
物語に入るまでに,ちょっと晦渋な感覚があった.
あとがきにある成立経緯から,普段とは違って
視点が複数あるような感じだからかもしれない.
半ばからは,杉井光世界を堪能した感じ.

ひとつだけ,これは,わたしの想像力の不足だろうけれど
274頁~275頁の立回り場面が,凄く素敵な決め場面なのに
どうにも頭に絵が浮かばない.無理な記述はないと思うけど
どなたか,イラスト化してくださらないだろうか.

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