10月31日の日記

2009年10月31日 読書
土屋つかさ『放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ』角川スニーカー文庫

草臥れたけど面白かった……というのが最初の一言か.
キャラで読ませるものがある楽しい物語なんだけど……
読んでいると頭に霞がかかったような気分に満たされる.
相当読みすすんでからやっと正体がわかった.
『ここではきものをぬいでください』 的なのだなぁ…….
この人の言葉遣いが染み付けば,やさしく寄り添うような
そういう語り口に感じるかもしれないけれど…….

◇メモ
P.18 『TSUGUMI』,『アルジャーノンに花束を』,『たんぽぽ娘』,『スキップ』,『ライオンハート』
P.42 ちょっと落ち込んだ顔。あまりの愛くるしさに抱きしめてしまいたくなる。
P.92 なんと講堂までお姫様だっこで連れて来られてしまったのだ。
P.92 私は美奈の脇腹を手でむにゅっとつかんだ。親愛の証。
P.134 僕の授業では板書は写さなくていいです。
P.160 男の子に押し倒されたり胸を摑まれたくらいで狼狽するようでは、
    今時女子高生なんてやってられない。と、私は思っている。
P.208 胸元を見ると、いつのまにか銀色の鎖のペンダントがぶら下がっていた。
    トップには深い蒼の石がついている。
P.225 生徒の屋上への出入りは禁止されているので、私がここに来たのは
    もちろん初めてだった。
P.235 「ペンダントの説明かと思われます。我が魔術師よ」
P.237 ちなみに、緊急時には引きちぎれる素材で出来てるから。
P.275 私は右手を肘だけ回して、首に下げているペンダントを握り締めた。
    そしてその鎖を、渾身の力を込めて引っ張った。

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