12月25日の日記

2009年12月25日 読書
入間人間『電波女と青春男 3』電撃文庫

うなぁ~~~?
何ともくにゃ~とした読み心地の読み物.
『嘘だけど』じゃなくて『本当だけど』という
ある意味,『みーまー』の対偶みたいなんだけど
読んでいて微妙に元気が出てくるのは共通.

◇メモ
P.163 俺は嘘つきを自認するほど口先が達者ではないのであった。
P.192 昼ご飯を外で食べようと思い立ち、財布と携帯電話を持って藤和家から出た。
    「ぐわ」降り注ぐ太陽光線に出鼻を挫かれた。ニフラム状態。後ろのめりに
    倒れそうになった。そんな日本語はないが、ニュアンスはご理解頂けたと
    信じる。思わず家に引っ込むところだった。
           …ニフラム?と思ったらドラゴンクエスト用語とな.
P.197 ピンクのシャツに青のデニムスカートを穿いて、片手にドーナツを用意した
    前川さんが現れた。それで「もっもっもっ」と擬音語なのか何なのか
    謎の音を発しながらドーナツを食べ出す。
    「……?」
    「いや、髪型がコスプレ要らずと言われたから一度試してみようとね」
    「ん、ん?」一応、希薄な知識から元ネタを検索してみた。……分かんねー。
        …何だろ,分かんね~.
◇追記(2011年7月16日)  未確認だけど元ネタ情報書いてる方がいた.
| 「僕の小規模な生活」という漫画に出てくる妻のコスプレ
http://gomarz.blog.so-net.ne.jp/2011-07-03-2

P.202 滑り落ちてきた水分に対して胃が扇動を繰り返す。
     …蠕動(ぜんどう)という気もするが,この著者だからなぁ,何か狙った?
P.243 「投げてさ、頑張って案外良い試合にするよね。でも、勝てないんだよ。
     二点取られて、三点を返す力がチームにないから。なのに、大差で
     負けることは滅多になくてさ。だから諦めきれなくて、頑張って、また負ける。
     辛いんだよ、そういうのを呼び込んでる張本人だから」
P.250 「ほらマコト、今だ。超能力を使え」
    「あぁ?俺が?」
    唐突にネタを振られて困惑する。ヤシロは「愚図め」とせせら笑う。
    「陳腐でも何でもいいから、あのリュウシに向かって超能力を使ってやれ」
    「何の話だよ」
    「声を張り上げろ。喉を絞れ、腹をかき乱せ。マコトはただ見ているだけの為に
    ここへ来たのか?パーか貴様は。足を運ぶぐらいなら何かしに来い。
    歩け、進め。貴様だって歩みは遅くとも、超能力を目指す人間だろうが」
P.266 幾度かぐだぐだになりながらも、体操は滞(おこた)らずに無理矢理続いた。
        …滞(とどこお)らず だろうけど,なぜ↑のルビになったんだろう??


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