今野緒雪『マリア様がみてる―私の巣(マイネスト)』コバルト文庫
住み慣れた家に帰ったようにほっと寛ぐ感じ.
115頁読んでいて,すっと頭に浮かんだ使い方が
次の頁で出てくる,悪くするとマンネリの謗りを
受けかねないけれども,やさしく柔らかい世界を
構成するのに良く働いている気がする.
たまには,こういう物語世界で休むのも好い.
リトルホラーズのあとがき考えても,このシリーズで
大きな物語は,もう書かれないのだろうなぁ.しみじみ.
なんて言ってないで,そろそろ,一度再読の頃合か?
◇メモ
P.61 ぬか漬けの甕が、台所から消えていたのだ。
P.64 この世には、ぬか漬けの匂いが嫌いな人もいる。もしかして気分が悪くなって、
風下とかに移動させたのかもしれない。甕と蓋の間に布巾を噛ませた上に、
今日は引越しとあってビニールを掛けて首を紐でグルグル縛って、風呂敷で
包んであったはずだから匂いは外に漏れにくいとは思うけれど、嫌いな人は
敏感に嗅ぎ取ってしまうものかもしれない。
P.74 「お骨だと思ったんですよね」
…骨壷と見紛うということは円筒形の壷かも.この手前までは
違う形の壷↓を頭に浮かべていたけど,不定になった.
http://felis.diarynote.jp/201001032126247931/
P.77 「床下収納だよ」 …「えんのした」と呼んでいたけど一般的ではないかな.
住み慣れた家に帰ったようにほっと寛ぐ感じ.
115頁読んでいて,すっと頭に浮かんだ使い方が
次の頁で出てくる,悪くするとマンネリの謗りを
受けかねないけれども,やさしく柔らかい世界を
構成するのに良く働いている気がする.
たまには,こういう物語世界で休むのも好い.
リトルホラーズのあとがき考えても,このシリーズで
大きな物語は,もう書かれないのだろうなぁ.しみじみ.
なんて言ってないで,そろそろ,一度再読の頃合か?
◇メモ
P.61 ぬか漬けの甕が、台所から消えていたのだ。
P.64 この世には、ぬか漬けの匂いが嫌いな人もいる。もしかして気分が悪くなって、
風下とかに移動させたのかもしれない。甕と蓋の間に布巾を噛ませた上に、
今日は引越しとあってビニールを掛けて首を紐でグルグル縛って、風呂敷で
包んであったはずだから匂いは外に漏れにくいとは思うけれど、嫌いな人は
敏感に嗅ぎ取ってしまうものかもしれない。
P.74 「お骨だと思ったんですよね」
…骨壷と見紛うということは円筒形の壷かも.この手前までは
違う形の壷↓を頭に浮かべていたけど,不定になった.
http://felis.diarynote.jp/201001032126247931/
P.77 「床下収納だよ」 …「えんのした」と呼んでいたけど一般的ではないかな.
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