4月8日の日記

2010年4月8日 読書
築地俊彦『けんぷファー 11』MF文庫J

ナツルもてまくり,でも真面目,調子に乗らない子.
積極的になった女子にたじろぐ男子というのが
みょうにリアル感を出しているような.
物語の大枠が一気に進められた感じのする巻.

◇メモ
P.86 ケンプファーが戦うためにあるってことは、ネーミングからも明らかだ。
   なんでドイツ語かは知らんけど。
    …ドイツ語って既出だったっけか? Kämpfer  ってことね.
     調べようとしなかったあたり,性別が変わる妙な変身戦闘モノ印象強かったか.
P.135 「私に捕まりなさい」
    …掴まりなさい,か,捉まりなさい,だろうなぁ.
P.145 「普通はできないよ。エッチなことに積極的ってのも……どうやったらできるんだろ」
    「したいの?」
    「はっきり言われると……ちょっと」
    「いつも考えていればいいのよ。たとえばね」
    「え?」
     雫が水琴の耳元に口を近づけた。他に誰もいないにもかかわらず、
    彼女だけに囁く。
     聞いている水琴の顔が、見る見る赤くなった。信じられないことを聞いたみたいに、
    口をぱくぱくさせる。
    「そ……そんなことをしてるの……?」
    「してるわよ」
    「ひ……一人で、だよね」
    「大勢でやるものじゃないでしょう」
    「だ……大胆すぎだよ……。うわ……」
    「大胆もなにも、誰かの見てる前でやったりしてないから」
     雫は肩をすくめていた。
    「あ、あたし、したことない……。なんか……負けた気がする……」


P.190 文字(らしきもの)は二段に分かれていて、上段はまったく見たこともない文字で、
    下段はアルファベットだった。だけどやっぱり発音できない。

P.211 「……ドイツ語ね」
    さすがに一発で分かるか。
    「その上は?」
    「なにかしら。あんな文字、見たこともないわよ。クレタの線文字が近いけど、
    違うでしょうね」
P.212 「ここにいるぞ」
    「え?」
    「そんな意味よ。『我々はここにいる』とか書いてあるわ」

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