6月10日の日記

2010年6月10日 読書
明月千里『月見月理解の探偵殺人 2』GA文庫

一巻が悪くなかったので読んでみた.
たまには冷たく乾いたのも良いなと
そんな感じに読んでいたら途中から
妙にしっとりした要素が挟まったり.
でも,ま,殺伐としたところが基本か.
読み終わると,みーまーに少し似てる感覚.

探偵殺人とあるけどミステリ好きは怒りそう.
あと,分からないと駄目な子も読めないかな.
心地いいとまではいかないけれども
分からなさの変化する様子が面白い物語.

一巻のときの方が楽しんでたみたいだ.
http://felis.diarynote.jp/201002232201065455/

◇メモ
P.16 礼新高校には、生徒は必ずいずれかの部に
   所属せねばななないという不文律がある。
   しかしその中で、僅かだがどの部の水も合わない異端者がでてくるものだ。
   放送部とは、それらを収容する為の部活――まともな活動もない代わりに、
   委員会に近い役割を担うという特性を持つ、半数以上が幽霊部員で構成された
   はぐれ者のたまり場なのだ。
P.248 「……残念だけど、期待には添えられそうもないよ」
     …なんか妙だけど,期待に添えそうもないよ,にも微妙な違和感.う~ん.

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