7月3日の日記

2010年7月3日 読書
井上堅二『バカとテストと召喚獣7.5』ファミ通文庫

表紙見て,誰だっけ?だった薄い読者でゴメン.
色んな時期の短編集が同居しているので
なんとも,とっ散らかした印象があるなぁ.

瑞希の料理の,凄さについてはもう描写いらないけど
どういう勘違いで凄くなってるかは書いてもいいんでないか?
いや,ま,考え無しで設定してて説明できないってとこか.

『ウチと日本と知らない言葉』は,本編で書かれたとしても
とうに忘却の彼方なので,とても新鮮だった.
あとがきで解説あるかと思ったらないんで,あれ~だけど
明久が勘違いしてフランス語を調べて喋ろうとするまではいいけど
それを雄二が聞き取れるというのに,絶対無理があると思うんだが.
う~~~ん,瑞希料理と雄二仏語,どっちも……井上堅二だなぁ.(笑)

◇メモ
P.153 この魚って、福引で当たったやつだよね?あれは切り身に
    なっていなかったはずだけど……
     …カルパッチョなんだから,切り身じゃなくて刺身でないか?ん??
P.206 「黙りナサい。ブタどモ」
P.215 『美波。帰国子女なんて言ったら、質問攻めにはあわなかったの?』
    お母さんがデザートのリンゴを剥きながら聞いてきた。
    『うん。あんまりいっぺんにたくさんの質問をされちゃったから、
    少し文句言ってきちゃった』
    『文句?日本語で?』
    『うん』
    『へぇ~。お姉ちゃん凄いねッ。もう日本語をちゃんと使えるんだ!』
    『勿論よ。きちんと日本語で「黙りナサい。ブタどモ」って言ってきたんだから』
    と私が言うと、お父さんとお母さんが絶句していた。え?なに?
    『み、美波……』
    『? どうしたの、お父さん?』
    お父さんの顔が引きつっているように見える。どうしてだろう。
    『それはドイツ語で言うと "Werden Sie schweigsam, ein Schwein." という
    意味なんだが……』
    お父さんが恐る恐る、といった体で教えてくれた。
    え? "Werden Sie schweigsam, ein Schwein.(黙れブタ)." ?
    そ、それって悪口も悪口、最低の罵倒じゃないの!?

     エキサイト翻訳に「黙れブタ」を入れて出したのだろうか.
P.221 「えっと――ちゅう――どれ――ぶにいる――もなみ?」
P.227 「えっと――ちゅう――どれ――ぶにいる――もなみ?」
P.237 「アイツが言っていたこと、調べてみろよ」
P.237 "Tu ne voudrais pas devenir mon amie?" %(≒(わたしの)友達になる気ない?)
      これは自動翻訳だと出にくそうだけどどう生成したんだろう.

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