8月12日の日記

2010年8月12日 読書
瀬尾つかさ『白夢3 異界よりの転校生』富士見ファンタジア文庫

なんとなく,ずっしりみっちりした感じするファンタジー.
いくぶんか読み進むのに時間かかるのは何故かな.
キャラがいろいろあるので,このくらい重くしないと
安直に扱われているようにみえてしまうからかな.
『コー威醒種』を『こーいかくしゅ』は最後まで違和感あった.

◇メモ
P.P.185-186
「気づいておらぬかもしれぬが、白雲雪姫という人間は、おそろしく鼻がきくのだよ。
これがなんとも面白いことでな、昔から、彼女はただの一度も、悪意をもって
裏切られたことがない。最初から悪意を持って近づいて来る人間を、あやつは
本能的に嗅ぎわけるのだ。こればかりは、われの血も関係がない。おそらくは
人間としても稀有な、まっすぐにまっすぐに育ったが故の力というか……
なんともはや、われにもよくはわからぬが、とにかく純然たる結果として、
そういった事実があるのだ」

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