小辺路(十津川温泉~本宮)
小辺路(十津川温泉~本宮)
小辺路(十津川温泉~本宮)
果無登山口から登りだして集落の中を登る.集落の中の道というより
誰某さんの庭を通らせてもらうという感じ.畑には厳重な電柵.
集落を抜けてからの道をみると猪の跡がたくさんある.
音がしたので左をみたら,中ぐらいのの背中が瞥見された.

とちゅうから?西国三十三観音というのが並んでいるので
観音巡りみたいな感じで登っていたら,先の方に小さな猪二頭.
瓜坊よりは大きいけれども柴犬くらいで,倒木の類かと思いつつ
カメラを構えようとしかけたらさっさと逃げてしまった.
指の爪くらいの,市販の栗の長さで全部1/2体積で1/8くらいの栗が
沢山落ちていたのでそういうのを拾っていたんだろう.
森の中の小道を心地よく進んでいたら,なにやら音/気配を感じて
足を止めてそちらを見たら,50m程先に小さめ(秋田犬くらい)の熊.
こちらが足を止めたときちょっと止まったけれども動いたら
さっさと茂みの中に逃げていってしまった.08:00頃のこと.
写真上は,その出会いのすぐ後にあった観音像.
番号で場所と思ったけど,ちょっと見では読めない~.
がんばればわかるかな.初生熊瞥見記念場所.

しばらく登ると果無観音堂.ホースで引水してある.
二本あるが微妙に味が違う気もした.どちらも微妙に苦味があったが
小辺路通してここだけで水じゃなくて舌のブレかもしれない.

そして,果無峠.ちょっと広くて不思議な石塔がある.法筐印塔だそうな.
やまなしの実が落ちているが見上げても識別できなかった.
そして,観音を訪ねるように下っていく.なぜか,第八番は看板しかなかった.
集落に出て,また,庭先を通らせてもらう感じで通過して
山道をしばらく下ると八木尾バス停(やきお%清音).
また国道168号をめげながら歩いて,道の駅で尋ねたら
十津川村役場編集の案内パンフレットを出して説明してくれた.

三軒茶屋跡で,中辺路と合流.いきなり,埃っぽく歩きにくく風情のない道.
いや,あの部分で判断してはいけないけれども,歩く人数の差が歴然.
祓所王子,そして熊野本宮大社.ちょっと気が抜けた気分で到着.
ちなみに,本宮の一番高い部分に横から入っている.

◇え~と……
書いていて面白かった部分が書けないなと,なんかもどかしい.
目立つ部分は書けるけれども,目立たない路の風情が好いからか.
低山ハイキング道みたいなところが多いけれども,はるかに人の気配があり
かといって,集落の中を歩くのはごく一部でしかない,小辺路は小辺路,か.

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