葵せきな『生徒会の九重 碧陽学園生徒会議事録9』富士見ファンタジア文庫
何なんだろうな,妙にだるい感じがするなと読んでいって
『最終話~最初の一歩~』にかかったら,ああ,この感じ!
これが好きで読んできたのに,何だったんだという感覚.
そして,『~えとせとら~渡す生徒会』は体の中の方の
掻けないところが痒くなる感覚に悶えながら堪能した.
前半の方のだるさは……読み返さないと正体はわからないけど
卒業式絡みの話に「終わっちゃう」気分がバイアスかけてたかも.
◇メモ
P.91 「よし、たまには勉強兼ねてライトノベルでも読むか。ええと……じゃあ
この妙に見覚えのある気がする『マテリアルゴースト』ってのでも
軽く読んでみるか。……ふむふむ」
「ええと、こっちの記事は――」
「なんかテキストつまらん。やめた」
「ちょっと待ちなさいな!」
なんかリリシアさんが思いっきりこっちを見てた。俺は意味が分からず首を傾げる。
「ん?リリシアさん、どうしたんですか?」
「い、いえ。なんでもありませんわ。ただ、なぜか、どうしてもツッコマなきゃ
いけない気がしたのですわ。わたくしの意志ではございません。いわばこれは
『世界の意志』なのですわ」
「何を中二病みたいなことを言っているんですか。まあ、これはもういいです。
なんか序文が既にかなり辛気くさいんで。俺の好みじゃなさそうなんスよね」
P.92 「い、いえ、そんなこと言わず……。読んでみたら意外と
面白いかもしれませんわよ?」
「リリシアさん、この本のファンかなんかなんですか?」
「いえ全く。読んだこともありませんし興味もありませんわ。ただ、こう、なにか
得体の知れない存在がわたくしの心を激しく突き動かすのですわ、
『擁護せよ!』と!」
なんか妙にリリシアさんの目がギラついている。俺は逆に怖くなって、
そぉっとそのライトノベルを棚に戻した。
P.92 「はぁ……分かりました。他の明るいハーレムものでも探します」
「そうなさいませ。さて、これでわたくしも仕事に集中――」
「……よし、じゃあこの『絶望系 閉じ○れた世界』というやつを読んでみようかな」
P.93 「どうしてそうなりますのっ!貴方の認識の歪み方がわたくしは怖いですわっ!」
「じょ、冗談ですよ。やだなぁ。でも……実際無いんですよね、俺好みのタイトル」
「そんなことないでしょう。ハーレムものなんて、ライトノベル探せばいくらでも――」
「いや、俺が探しているのは『イチャイチャメイド天国~ご主人様、この淫らな
わたくしに是非ご奉仕させて下さいませっ!~』みたいなタイトルでして」
「そんなのは十八禁コーナーでお探しなさいませっ!というか、明らかに
わたくしとの会話が貴方の煩悩を刺激した感があるのですがっ!」
「バレましたか。大丈夫、同時に金髪ツンデレお嬢様系もさがしてますから」
「何が大丈夫なのですか!? とにかく勉強というならテキトーに売れているのを
読んだらよろしいでしょう!」
「ではこの『生徒会の一存』というのを……」
「なんという腐った感性っ!慢心の極みですわっ!」
「金髪ツンデレお嬢様出てくるのになぁ」
「もしそれがわたくしのことを指しているのだとしましたら、今すぐその認識から
『デレ』の二文字削除を要求致しますわ!」
P.95 うーん、これ電撃文庫だけじゃなく、ファミ通文庫にも棚の面積負けて
いるんじゃね?富士見ファンタジア文庫。うちの図書委員、ちょっとホントに
気を遣えよ――って、ん?
P.150 「うっ!し、仕方ないじゃありませんか!桜野さんが『やれば出来る子』
であるように、私は、『やっても意外と出来ない子』なのですよ!
悪かったですね!」
P.244 私を見ているようで、全く見ていない。
P.297 「バレットM82A3だよ」
「なんで対物ライフルなんだよっ!ぜんぜん想像通りじゃなかったよ!」
「いや、あたしはお前の正確なツッコミにびっくりだよ。……あ、もしかして
鍵は、M82A3より、M99の方が好みだったり――」
http://en.wikipedia.org/wiki/Barrett_M82
http://www.youtube.com/watch?v=Gyjo5BObCPE&NR=1
http://en.wikipedia.org/wiki/Barrett_M99
P.331 「……はぁ。でも、らしくありませんね。先輩、いつも無駄に
自信満々じゃないですか」
「ははっ。そうお見えるでしょ。真冬ちゃん。……ここだけの話、結構怖いんだよ。
俺だって。この、他人の心にずかずか踏み入るような態度。でもね、
怯えてたって、なにも得られないから。……少なくとも俺は、中学時代、
臆病だったせいで色々なくしたから」
何なんだろうな,妙にだるい感じがするなと読んでいって
『最終話~最初の一歩~』にかかったら,ああ,この感じ!
これが好きで読んできたのに,何だったんだという感覚.
そして,『~えとせとら~渡す生徒会』は体の中の方の
掻けないところが痒くなる感覚に悶えながら堪能した.
前半の方のだるさは……読み返さないと正体はわからないけど
卒業式絡みの話に「終わっちゃう」気分がバイアスかけてたかも.
◇メモ
P.91 「よし、たまには勉強兼ねてライトノベルでも読むか。ええと……じゃあ
この妙に見覚えのある気がする『マテリアルゴースト』ってのでも
軽く読んでみるか。……ふむふむ」
「ええと、こっちの記事は――」
「なんかテキストつまらん。やめた」
「ちょっと待ちなさいな!」
なんかリリシアさんが思いっきりこっちを見てた。俺は意味が分からず首を傾げる。
「ん?リリシアさん、どうしたんですか?」
「い、いえ。なんでもありませんわ。ただ、なぜか、どうしてもツッコマなきゃ
いけない気がしたのですわ。わたくしの意志ではございません。いわばこれは
『世界の意志』なのですわ」
「何を中二病みたいなことを言っているんですか。まあ、これはもういいです。
なんか序文が既にかなり辛気くさいんで。俺の好みじゃなさそうなんスよね」
P.92 「い、いえ、そんなこと言わず……。読んでみたら意外と
面白いかもしれませんわよ?」
「リリシアさん、この本のファンかなんかなんですか?」
「いえ全く。読んだこともありませんし興味もありませんわ。ただ、こう、なにか
得体の知れない存在がわたくしの心を激しく突き動かすのですわ、
『擁護せよ!』と!」
なんか妙にリリシアさんの目がギラついている。俺は逆に怖くなって、
そぉっとそのライトノベルを棚に戻した。
P.92 「はぁ……分かりました。他の明るいハーレムものでも探します」
「そうなさいませ。さて、これでわたくしも仕事に集中――」
「……よし、じゃあこの『絶望系 閉じ○れた世界』というやつを読んでみようかな」
P.93 「どうしてそうなりますのっ!貴方の認識の歪み方がわたくしは怖いですわっ!」
「じょ、冗談ですよ。やだなぁ。でも……実際無いんですよね、俺好みのタイトル」
「そんなことないでしょう。ハーレムものなんて、ライトノベル探せばいくらでも――」
「いや、俺が探しているのは『イチャイチャメイド天国~ご主人様、この淫らな
わたくしに是非ご奉仕させて下さいませっ!~』みたいなタイトルでして」
「そんなのは十八禁コーナーでお探しなさいませっ!というか、明らかに
わたくしとの会話が貴方の煩悩を刺激した感があるのですがっ!」
「バレましたか。大丈夫、同時に金髪ツンデレお嬢様系もさがしてますから」
「何が大丈夫なのですか!? とにかく勉強というならテキトーに売れているのを
読んだらよろしいでしょう!」
「ではこの『生徒会の一存』というのを……」
「なんという腐った感性っ!慢心の極みですわっ!」
「金髪ツンデレお嬢様出てくるのになぁ」
「もしそれがわたくしのことを指しているのだとしましたら、今すぐその認識から
『デレ』の二文字削除を要求致しますわ!」
P.95 うーん、これ電撃文庫だけじゃなく、ファミ通文庫にも棚の面積負けて
いるんじゃね?富士見ファンタジア文庫。うちの図書委員、ちょっとホントに
気を遣えよ――って、ん?
P.150 「うっ!し、仕方ないじゃありませんか!桜野さんが『やれば出来る子』
であるように、私は、『やっても意外と出来ない子』なのですよ!
悪かったですね!」
P.244 私を見ているようで、全く見ていない。
P.297 「バレットM82A3だよ」
「なんで対物ライフルなんだよっ!ぜんぜん想像通りじゃなかったよ!」
「いや、あたしはお前の正確なツッコミにびっくりだよ。……あ、もしかして
鍵は、M82A3より、M99の方が好みだったり――」
http://en.wikipedia.org/wiki/Barrett_M82
http://www.youtube.com/watch?v=Gyjo5BObCPE&NR=1
http://en.wikipedia.org/wiki/Barrett_M99
P.331 「……はぁ。でも、らしくありませんね。先輩、いつも無駄に
自信満々じゃないですか」
「ははっ。そうお見えるでしょ。真冬ちゃん。……ここだけの話、結構怖いんだよ。
俺だって。この、他人の心にずかずか踏み入るような態度。でもね、
怯えてたって、なにも得られないから。……少なくとも俺は、中学時代、
臆病だったせいで色々なくしたから」
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