7月24日の日記

2011年7月24日 読書
入間人間『トカゲの王 1』電撃文庫

『みーまー』の毒っ気を増強したような凄さ.
酷く嫌だとは感じないが,惹かれる感じが弱い.
202頁の巣鴨が欲しがる様子のあたりが白眉?
『あぁ、中学生だなぁ』っての……わからないや.
スプラッタ書きたくなったのかなと思ったけど
かなり気持ち悪いけど気持ち悪くさせるのを
目的にしてはいない感じで……丈夫過ぎる.
このあたりが中学生だなぁ,なのかなぁ.

◇メモ
P.189 少女が愛でているのは、眼球だったのだ。
  それも。にやぁ、とこの世の何物にも勝るほどの愉悦を秘めた笑顔で。
  人の顔から外れた目玉を愛でて、液体に浮かぶそれを
  微笑ましそうに扱っている。

P.202 「そうして変えていった目の色の中に、本当に綺麗な奴があったの。
  それが私の人生を変えちゃうぐらい衝撃的で、心奪われて、
  追いかけて、追い回させるの」

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