櫂末高彰『学校の階段の踊り場2』ファミ通文庫

短編が5つ.つい積ん読してた元気出る物語をと思ったら…….
年越しの階段は期待通りだったのだけど
恋愛とチョコレート,チョコレートと恋愛,エンドレスフォーが
なんて言うか,どろどろがくどく感じられてしまって,あぅ.
予兆も初めの方がどろどろっぽくて,ありりだったけれど
なんて言うかシリーズらしい落としどころに読後感は良好.

◇メモ
P.36 「ケーニヒスベルクの橋ってやつかな。神庭はトポロジーって
  習ってないよね。ま、俺も小夏先生が授業の合間に話したのを
  聞いただけなんだけど。あれの応用だね」
ケーニヒスベルクの問題
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E7%AD%86%E6%9B%B8%E3%81%8D#.E3.82.B1.E3.83.BC.E3.83.8B.E3.83.92.E3.82.B9.E3.83.99.E3.83.AB.E3.82.AF.E3.81.AE.E5.95.8F.E9.A1.8C

P.276 「そういうふうに、生まれついてしまったからだよ」
  不意に、そんな言葉が降ってきた。
  「多分、良いとか悪いとかじゃなく、そういうふうに生まれついてしまったんだ。
  だから、ワガママで、自分勝手で、でも、どんなに辛くても苦しくても、それが
  『茨の道』でも、進まずにはいられないんだよ」

コメント

nophoto
Dorothy
2011年9月29日1:52

Is that really all there is to it because that’d be flabbergsating.

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