8月18日の日記

2011年8月18日 読書
明月千里『月見月理解の探偵殺人 5』GA文庫

この巻は,理解が能力を奪われるということもあってか
本編自体の切れ味は少し鈍い感じもした.
しかし,何を覚悟したんだこいつ?みたいな描写が多く
物語としての面白さはなかなか.
独特のゲームが面白くて殺伐とした空気にめげずに
読み続けて来たシリーズもいよいよ最終巻になって
どういう結末にするかなと興味津々だったけれど
なかなか美味しい結末だった.ごちそ〜さま.

◇メモ
p.376 「たいしたことないよ。一応気休め程度に願い事は書いておいたけど、
  今のところ、叶えられた気配は全くしないいしね」
P.379 「何だ、感激で声も出せねーのか?君のお望み通りだろう?
  君が––あの『願いの箱』で、俺様を生かすように書き込んでおいたくせによ」

P.380 「ありがとう。嬉しかったよ、れーくん。君の優しさは––今度は絶対に、間違いじゃない。私が保証するよ」

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