前巻と同様に，ちょっと間遠な感じというか
読んでいて物語世界に浸れないようなというか
微妙な距離を感じるのだけれども
説明が一般小説なみにあるので隔壁に感じるのかな．
などと思うけれども，キャラ達の独特の存在感は入間人間作品らしい．
◇メモ
P.11 果物大好き。というかうちの家族はみんな好き。フルーツバットみたいな生活を
していたことが数年あったりするぐらいだ。
P.39 「求婚したのかよ。現場にキャッツカードは？」
「僕は長女が好きだな」
P.40 柳田理科雄 …｢空想科学読本３｣
P.70 一方通行の言葉が、相手に届きさえもしないのは拒絶より虚しい。
P.91 わざと安売りじゃない、ばら売りの高級タマネギを幾つも手にとって持ち帰った。
P.96 コノテヒイラギ …知らないし拾えないけど……コノテガシワ？
P.279 ジャイロとジョニィ …荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』（STEEL BALL RUN）
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