11月7日の日記

2011年11月7日 読書
森田季節『お前のご奉仕はその程度か?』GA文庫

読み始めてしばらくは,けっこう荒っぽいと感じたが
その中に優しさをふわふわ混ぜ込んでいる感じに
展開していく物語を楽しく読んだ.

最後の方,どう流れるのかもやもやと曖昧な中で進んで
じらされる感じが,なんか心地好いところ,著者らしい気が.

◇メモ
P.28 「ええ。綸言汗の如し。王者は一度言ったことを違えたりはしないわ」
P.154 「大丈夫だ、トイレが近いだけだ」
    「そうか……恥ずかしくても、異常を感じたら泌尿器科に行くんだぞ」
P.156 「そ、それは言葉のアヤだ! ……なあ、良太、一つ言いたいことがある」

P.172 「良太、さっきわたしが言えなかったことがあったよな」
    「ああ、そういえば」

    「ごめんなさい」

P.232 「そうだろ! 毎日来よう! もうすぐ皇帝陛下の姉ということで、
    顔パスで入れると思うし!」   …妹が姉にtypoされてるの,加筆過程で??

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索