1月11日の日記

2012年1月11日 読書
平坂読『僕は友達が少ない ゆにばーす』MF文庫J

はがないを好きな作家さんによる,はがないキャラのお話で
はがないファンなら楽しめるアンソロジー.

四人の作家さんの作品は,キャラの感じをよく出していて
楽しんで(苦しみつつ?)書かれたのだろうと思う.
はがないの基底にある優しさというか温かさという成分は
やはり独特のものなのだなという気もした.

○裕時悠示 「ふふん夜空、あたしに友達ができたわ!」

  27頁の『かしましい女子の話し声が~』からの件のえぐさは
  はがないには出てこない感じかなぁ,という気が.

○渡 航   ぼっちは変化球が投げられない

  97頁の夜空と星奈の……はがないでそこまでは無い気が.

○志端 祐 三二四駆

  台詞が一番はがないらしさ溢れている印象.
  はがないだと隠す部分を晒す夜空が志端祐風味?

○さがら総 将棋はとっても楽しいなあ!

  囲碁と麻雀は打つけど将棋はまだ知らないので
  将棋部分の面白さはわかってないと思うけれども
  はがないキャラのそれぞれの「らしさ」はなかなか.

○平坂 読 魔法少女うんこ☆マリア

  ゑう~.ビックサイトで夏冬に売られる薄い本のような風味.

◇メモ
P.184 二人零和有限確定完全情報ゲーム
P.192 「ぐぬぬぬっ……いいわよ五秒で! あんたこそほえ面かかないでよね!?」
    売り言葉に買い言葉。
    夜空と星奈の対局は、一手を五秒以内に指すハードマッチに早変わりした。
    しかしいまどき、ほえ面て。ほんと仲悪いなこいつら。
    …吠え面=泣き面だけど,勢い良くは言えないか.(笑)
P.239 「逃げるぞ小鳩!」
    …ここはマリアだけど,入れ替えというか組み替えを色々試した名残?

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