2月26日の日記

2012年2月26日 読書
入間人間『明日も彼女は恋をする』メディアワークス文庫

繋げないで読もうと頑張って初読の後で
どうしたら繋がるだろうと三読目で(遅)
数日前に気づいたけど『昨日は~』につっかえてて
いつだったかも忘れてしまったので,今日書いておく.

つぎのように読めば時系列がすっきりするのだと.
ネタバレ回避のため,データを先に.

6-11 僕
12-13 わたし
13-20 僕
20-26 わたし 
26-33 僕
33-35 わたし
35-48 僕
50-52 わたし
52-59 僕
60-63 わたし
63-75 僕
75-80 わたし
80-86 僕
86-89 わたし
92-102 僕
102-104 わたし
104-108 僕
108-111 わたし
112-118 僕
118-119 わたし
120-124 僕
124*125 わたし
125-136 僕
136-139 わたし
142-149 僕
149-152 わたし
152-157 僕
158-159 わたし
159-166 僕
166-168 わたし
168-175 僕
175-179 わたし  「ごめんみぃちゃん。でも、ありがとう」
182-188 僕
188-190 わたし 「自分の足で歩ける気分はどうかな、裏袋美住(「みか」のルビ」)
190-198 僕
198-201 わたし
201-210 僕  ……近雄か。 「ニア」
210-211 わたし
211-216 僕
216-217 わたし
217-221 僕
221-229 わたし 裏袋美佳がヤガミカズヒコ=玻璃綾乃と気づき疑問氷解する.
230-242 僕 
243  わたし
243-253 僕
254-260 わたし
262-265 僕

僕が語る部分と,わたしが語る部分,それぞれが別なのだ.
 「自分の足で歩ける気分はどうかな、裏袋美住(「みか」のルビ」)」
この台詞で,あれ?と気付きが始まって
別系列と考えると全部がすとんと落ちる.

僕語り部分:玻璃綾乃の二度目移動後.
     (林田近雄&裏袋美住が車内,玻璃綾乃はトランク内)
わたし語り部分:裏袋美住が歩ける世界.

で,D.S. ダルセーニョで,『昨日は~』のセーニョに飛ぶと
ドグラ・マグラっぽかったりするわけだな.

素晴らしい『好き』の力だこと.うっとり.

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