杉井光『生徒会探偵キリカ2』講談社ラノベ文庫
ん~,キリカが何とも可愛いよう,の巻.
いかにも杉井光な物語を予定通り堪能.
長峰楓花ちゃんの飛ばし方が面白い.
そして,最後の……トーマの心臓を
思い出した.3巻への強烈な惹きだな.(爆)
◇メモ
P.44 「せんぱいみたいに生徒会で働きたいんです」と薫ちゃんは言う。
P.45 「せんぱいみたいな生徒会役員が目標なんです! せんぱいみたいに
暗躍して、謀略はりめぐらせて、大舞台ではったりかまして、
みんあをだしぬきたいんです」
P.116 「薫くんは生徒会役員やりたいって言ってなかったっけ。文実なんて
やってていいの?」
「文実は生徒会役員にステップアップしやすいってねえさまが
言ってました」
P.118 「でも、せっかく白樹台に入ったのに、狐徹ねえさまは最近
ぼくをいじってくれないじゃないですか。小学校の頃はぼくに
ウェイトレス服着せたりチャイナ服着せたりセーラー服着せたりしたのに」
P.140 「それにっ、あ、あなたのことも」キリカが言う。「……いっぺんだけ、ほめた」
「え、ええ?」
「憶えてないならいい」
P.152 「じゃあ、これを入門試験にしよう」
P.158 「狐徹は、自分を勝たせろ、としか言わなかったでしょ。伊藤先輩を
勝たせる必要はないということ」
P.162 文化祭実行委員長選挙、ボイコットで延期のおそれ
文実デブぴゅあ分裂……か? 問われる女王陛下の責任
P.167 「読んだけどそこまでひどい嘘は書いてなかったような……」
P.170 「ンなこと書いてなかったぞ。捏造じゃねえか。いくらゴシップ大好き
新聞でもそこまでしないだろ」
P.177 「ぼく今から考えます、だってぼくの入門試験なんだし!」
P.184 「狐徹は、捏造記事を差し止めさせてる」
「……え?」
「おととい、新聞部にいって確認してきた。牛丼がどうこうとか監視員
二百人がどうこうとか、そういう嘘記事を二面三面に並べて、
もうテスト印刷まで済ませてた段階だったのに、狐徹が
乗り込んできて記事を差し替えさせたって」
P.208 「そもそも『狐』の字は人名漢字に使えない」
P.208 その勢いで家庭裁判所もねじふせて、本名を『狐徹』に変えてしまった
…戸籍法上の問題だから使えないな.
しかし,狐はもちろん猫も入っていないような.
狐狸庵とかは本名には使えない,と.
P.241 僕はそのときの、見送るキリカの目が忘れられない。同情してる
わけでもなく、申し訳なさに濁っているわけでもなかった。
悔しさと憧れに透き通る目だったのだ。
ん~,キリカが何とも可愛いよう,の巻.
いかにも杉井光な物語を予定通り堪能.
長峰楓花ちゃんの飛ばし方が面白い.
そして,最後の……トーマの心臓を
思い出した.3巻への強烈な惹きだな.(爆)
◇メモ
P.44 「せんぱいみたいに生徒会で働きたいんです」と薫ちゃんは言う。
P.45 「せんぱいみたいな生徒会役員が目標なんです! せんぱいみたいに
暗躍して、謀略はりめぐらせて、大舞台ではったりかまして、
みんあをだしぬきたいんです」
P.116 「薫くんは生徒会役員やりたいって言ってなかったっけ。文実なんて
やってていいの?」
「文実は生徒会役員にステップアップしやすいってねえさまが
言ってました」
P.118 「でも、せっかく白樹台に入ったのに、狐徹ねえさまは最近
ぼくをいじってくれないじゃないですか。小学校の頃はぼくに
ウェイトレス服着せたりチャイナ服着せたりセーラー服着せたりしたのに」
P.140 「それにっ、あ、あなたのことも」キリカが言う。「……いっぺんだけ、ほめた」
「え、ええ?」
「憶えてないならいい」
P.152 「じゃあ、これを入門試験にしよう」
P.158 「狐徹は、自分を勝たせろ、としか言わなかったでしょ。伊藤先輩を
勝たせる必要はないということ」
P.162 文化祭実行委員長選挙、ボイコットで延期のおそれ
文実デブぴゅあ分裂……か? 問われる女王陛下の責任
P.167 「読んだけどそこまでひどい嘘は書いてなかったような……」
P.170 「ンなこと書いてなかったぞ。捏造じゃねえか。いくらゴシップ大好き
新聞でもそこまでしないだろ」
P.177 「ぼく今から考えます、だってぼくの入門試験なんだし!」
P.184 「狐徹は、捏造記事を差し止めさせてる」
「……え?」
「おととい、新聞部にいって確認してきた。牛丼がどうこうとか監視員
二百人がどうこうとか、そういう嘘記事を二面三面に並べて、
もうテスト印刷まで済ませてた段階だったのに、狐徹が
乗り込んできて記事を差し替えさせたって」
P.208 「そもそも『狐』の字は人名漢字に使えない」
P.208 その勢いで家庭裁判所もねじふせて、本名を『狐徹』に変えてしまった
…戸籍法上の問題だから使えないな.
しかし,狐はもちろん猫も入っていないような.
狐狸庵とかは本名には使えない,と.
P.241 僕はそのときの、見送るキリカの目が忘れられない。同情してる
わけでもなく、申し訳なさに濁っているわけでもなかった。
悔しさと憧れに透き通る目だったのだ。
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