7月25日の日記

2012年7月25日 読書
杉井光『楽聖少女』電撃文庫

素敵な物語を堪能.
最初の方はずいぶん軽い感じで
『ばけらの』的にあしらう感じもして
それで物語を紡ぎきるのかなと思ったが
承転結で,ずいぶん重ために.
でも,いやな苦味を感じることはなく
ありえないと感じるけど強く憧れるような
真っ直ぐな気持ちで歩き通している.

心からの願いの百貨店@さよならピアノソナタ冒頭が
杉井光原点のわたしには,とても美味しかった.
蛯沢真冬やアリスとルゥが似てるって?
最上表現がこれしか/これだけ…….
ベートーヴェンもロックンロールも芋臭さを楽しむもの.(笑)

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