有沢まみず『スイート☆ライン 5(メモリアル卒業編)』電撃文庫
いいね,と言いたい少年のシリーズ完結.
ヘタレが流行の昨今では貴重かも.
物語作りというか事件作りが強引な気もしたけど
あとがきの 『あんなのがいたらそもそも仕事に
なりません。でも、僕がよく書いている部分は結構、
本当のことですよ』……創作「悪」の気持ち悪さ?
◇メモ
P.64 「まあ、すごいなとは思うよ? 私たちのユニット以外の
お仕事も普通に顔をだしているだからねえ」
…たぶん,狙ったんじゃないだろうけど,著者にしては珍しい.
P.278 「君はね、すごいよ。私が太鼓判を押してあげる」
ぽんと肩を叩く。
「君が望めば、これからちゃんと成長すれば、ほぼどんなことでも
実現できるようになると思う。でも、だからこそ今日、
私が叩いたこと忘れないで。君が上手くいって、調子に
乗りそうになったとき、思い出して」
真剣に諭してくれた。
「君の武器は人を鼓舞し、結びつける力。人と関わり合って達成する
作業なら大概なんでも出来てしまう万能の力。でもね、それが時として
傲慢を生む。何でも出来てしまうがゆえに君の若い意識に間隙が
生まれる。私もそうなったことがあった。もっとも危険な兆候はね、
必ず君の足下にあるの。そう覚えておいて」
いいね,と言いたい少年のシリーズ完結.
ヘタレが流行の昨今では貴重かも.
物語作りというか事件作りが強引な気もしたけど
あとがきの 『あんなのがいたらそもそも仕事に
なりません。でも、僕がよく書いている部分は結構、
本当のことですよ』……創作「悪」の気持ち悪さ?
◇メモ
P.64 「まあ、すごいなとは思うよ? 私たちのユニット以外の
お仕事も普通に顔をだしているだからねえ」
…たぶん,狙ったんじゃないだろうけど,著者にしては珍しい.
P.278 「君はね、すごいよ。私が太鼓判を押してあげる」
ぽんと肩を叩く。
「君が望めば、これからちゃんと成長すれば、ほぼどんなことでも
実現できるようになると思う。でも、だからこそ今日、
私が叩いたこと忘れないで。君が上手くいって、調子に
乗りそうになったとき、思い出して」
真剣に諭してくれた。
「君の武器は人を鼓舞し、結びつける力。人と関わり合って達成する
作業なら大概なんでも出来てしまう万能の力。でもね、それが時として
傲慢を生む。何でも出来てしまうがゆえに君の若い意識に間隙が
生まれる。私もそうなったことがあった。もっとも危険な兆候はね、
必ず君の足下にあるの。そう覚えておいて」
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