小幡休彌『きゃんでぃっど 乙女とカメラと地獄突き』一迅社文庫
しょうもないおバカに見える乙羽が
人と関わるの苦手な人の心に,するりと
入り込んでいくのがとても好い感じ.
銀塩カメラが必然とは思えないけれど
撮る・撮られるあたりの色々に好きだから
描いてますよという感じが溢れてる.
最後で見せてるA4に伸ばした写真って
一迅社文庫ならでは,かなぁ.(笑)
◇メモ
P.224 唇は、(実物は見とれるほど美しいのに)まるで親のカタキとでも
にらみ合っているみたいにこわばっている。さらに悲惨なのは、
その眼だ。四ポーズのうち、二つが半眼。残り二つは、見事に
白眼になっていた。
…半眼に はんめ のルビ はんがん では?
白眼に しろめ それなら白目? 白眼視は別として.
P.237 藍地に紺縞の、すっきりした木綿の着物。
P.289 乙羽が今着ているものといったら、おへそが出るほど丈の短い
Tシャツと、ぱんついっちょだけである。十文字さんと早綾は、同性
とはいえ目のやり場に困って、あさっての方向を見ている。平気な
顔をしているのは、何事も細かいことは気にしないトウキチだけだ。
「ごめんねえ。あたし裸族だから、家ではだいたいパンイチなんだ。
まあ上がってよ。ここじゃなんだから」
しょうもないおバカに見える乙羽が
人と関わるの苦手な人の心に,するりと
入り込んでいくのがとても好い感じ.
銀塩カメラが必然とは思えないけれど
撮る・撮られるあたりの色々に好きだから
描いてますよという感じが溢れてる.
最後で見せてるA4に伸ばした写真って
一迅社文庫ならでは,かなぁ.(笑)
◇メモ
P.224 唇は、(実物は見とれるほど美しいのに)まるで親のカタキとでも
にらみ合っているみたいにこわばっている。さらに悲惨なのは、
その眼だ。四ポーズのうち、二つが半眼。残り二つは、見事に
白眼になっていた。
…半眼に はんめ のルビ はんがん では?
白眼に しろめ それなら白目? 白眼視は別として.
P.237 藍地に紺縞の、すっきりした木綿の着物。
P.289 乙羽が今着ているものといったら、おへそが出るほど丈の短い
Tシャツと、ぱんついっちょだけである。十文字さんと早綾は、同性
とはいえ目のやり場に困って、あさっての方向を見ている。平気な
顔をしているのは、何事も細かいことは気にしないトウキチだけだ。
「ごめんねえ。あたし裸族だから、家ではだいたいパンイチなんだ。
まあ上がってよ。ここじゃなんだから」
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