野村美月『“末摘花”ヒカルが地球にいたころ……(5)』ファミ通文庫
読んでて恋心がくすぐったくて
ごろごろ転がりたくなるような
そういう幸せな物語だけども
紫織子がちょっと凶悪すぎて
式部帆夏が可哀想だなぁ,と.
花里にも火がついてしまったし.
次巻では帝門のドロドロに
うぇってなるのも入るのかなぁ.
◇メモ
P.38 長椅子にかけてある黒のセーブルを …黒の黒貂って頭痛が痛い.
P.104 ひいなの胸元を見おろしながら考える。
顔ではなく、胸を見てしまったのは、爽やかなグリーンの
ビキニに包まれたそこが、メロンのようにふくらんでいたからだ。
いや、包まれているという表現は正しくない。包みきれず、はみ出し
まくっている。一番際どい部分に申し訳程度にグリーンの薄い布が
はりついているだけだ。
P.107 目を閉じ、ぷっくりした唇を色っぽく突き出して顔を近づけてくるのを(*)
P.107 「もぉーどうして、みんな自分の顔を見ると、
『なんでここにいるんだー』って、嫌そうなしかめっ面に
なるんでしょうね。ちょっと傷つきます」
P.108 「今日の近江さんって、ウツボカズラかフクロユキノシタのようだよ」
P.109 (*のイラスト)
P315で絵師 水着巻です ウツボカズラさんを描くのが楽しかった
P.204 「ほのちゃんとは、ほのちゃんが中等部に入学してきたときからの、
友達なの。わたしは附属から学園にいるけど、地味でパシリ気質って
いうか……級長をおしつけられるのが定番になっていて……。
みんなわたしのこと、級長としか呼ばなくて……。
けど、ほのちゃんは、わたしのこと『みちる』って、ちゃんと
名前で呼んでくれて、いつも仕事を手伝ってくれたし、わたしが
言えないことを、みんなに言ってくれた。
みんなも、ほのちゃんの言うことは、きいてくれて……。
ほんちゃんはね、カッコいいんだ」
P.206 花里みちる。
それが目の前の眼鏡の級長の名前なのだと、是光ははじめて知った。
そうして、是光もまた、クラスメイトへの敬意を込めて呼びかける。
「花里」
みちるが目を見張る。
P.206 是光の顔を見上げたまま、動かない。
あんまりみちるが、じっと是光を見つめているので、立ったまま
気絶でもしてるんじゃなかろうかと心配になったとき。
大きく見開かれたみちるの目から、ぽろっと涙がこぼれた。
一粒きりの、きらきら輝く透明な雫が、丸い頬をすーっと伝って
落ちてゆくのを、是光は息を止めて見ていた。
読んでて恋心がくすぐったくて
ごろごろ転がりたくなるような
そういう幸せな物語だけども
紫織子がちょっと凶悪すぎて
式部帆夏が可哀想だなぁ,と.
花里にも火がついてしまったし.
次巻では帝門のドロドロに
うぇってなるのも入るのかなぁ.
◇メモ
P.38 長椅子にかけてある黒のセーブルを …黒の黒貂って頭痛が痛い.
P.104 ひいなの胸元を見おろしながら考える。
顔ではなく、胸を見てしまったのは、爽やかなグリーンの
ビキニに包まれたそこが、メロンのようにふくらんでいたからだ。
いや、包まれているという表現は正しくない。包みきれず、はみ出し
まくっている。一番際どい部分に申し訳程度にグリーンの薄い布が
はりついているだけだ。
P.107 目を閉じ、ぷっくりした唇を色っぽく突き出して顔を近づけてくるのを(*)
P.107 「もぉーどうして、みんな自分の顔を見ると、
『なんでここにいるんだー』って、嫌そうなしかめっ面に
なるんでしょうね。ちょっと傷つきます」
P.108 「今日の近江さんって、ウツボカズラかフクロユキノシタのようだよ」
P.109 (*のイラスト)
P315で絵師 水着巻です ウツボカズラさんを描くのが楽しかった
P.204 「ほのちゃんとは、ほのちゃんが中等部に入学してきたときからの、
友達なの。わたしは附属から学園にいるけど、地味でパシリ気質って
いうか……級長をおしつけられるのが定番になっていて……。
みんなわたしのこと、級長としか呼ばなくて……。
けど、ほのちゃんは、わたしのこと『みちる』って、ちゃんと
名前で呼んでくれて、いつも仕事を手伝ってくれたし、わたしが
言えないことを、みんなに言ってくれた。
みんなも、ほのちゃんの言うことは、きいてくれて……。
ほんちゃんはね、カッコいいんだ」
P.206 花里みちる。
それが目の前の眼鏡の級長の名前なのだと、是光ははじめて知った。
そうして、是光もまた、クラスメイトへの敬意を込めて呼びかける。
「花里」
みちるが目を見張る。
P.206 是光の顔を見上げたまま、動かない。
あんまりみちるが、じっと是光を見つめているので、立ったまま
気絶でもしてるんじゃなかろうかと心配になったとき。
大きく見開かれたみちるの目から、ぽろっと涙がこぼれた。
一粒きりの、きらきら輝く透明な雫が、丸い頬をすーっと伝って
落ちてゆくのを、是光は息を止めて見ていた。
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