9月19日の日記

2012年9月19日 読書
森田季節『お前のご奉仕はその程度か?4』GA文庫

いや~,好かった.
恋の入口場面って美味しいなぁ.
あぁ,もう,たまらん.くすぐったい.
156頁の詩憐の台詞がすべてかも.
(ぼそ)口絵の王花の着方……違う.

◇メモ
P.156 「黙れ! 甘い初恋模様を公衆の面前で見せつけるんじゃない!」
P.164 「自分の行動に責任を持つようにな」
    詩憐の顔がやけに大人びて見えた。
    「お前のとった行動がいろんな人に影響を与える、それを
    わかったうえで選択しろ。良太は、一言で言えば善人だ。
    困っている人間がいたら手を差し伸べる。大変でも、
    面倒だなと思っても、手を差し伸べる。それが良太だ」
    「誉めすぎだ。そんな、だいそれたもんじゃないって……」
    「だがな、手を差し伸べるということは、その手をつかむ者が
    いるということだ。つかんだ人間の面倒を全部見れるのか?」

P.166 「それ以上は言わない。あとは良太が気づいてくれ。わたしも
    前に清水に指摘されたのだ」

P.176 『このケーブルカーは昭和三十二年に完成いたしました』

P.177 『秋ノ宮雅兼で著名なこの城は、訪れると運気が下がる、受験に落ちる、
    妻や夫が浮気する、パソコンにスパムメールが大量に届く、
    パソコンが謎のウィルスに感染する、とにかくひどいことになる
    逆パワースポットとして恐れられています。風水的にも最悪です』

P.239 (だって、わからないことにはわからないって言わないと
    いけないじゃないですか。どうして、今すぐ答えを出さないと
    いけないんですか。そんなことを俺にもササラにも命令する
    権利は、誰も持ってないですよ)

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