9月21日の日記

2012年9月21日 読書
伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11)』電撃文庫

巻頭カラーの???の本文中で
描かれる様子がなかなか可愛い.
あと,こんな桐乃のどこが可愛い?
と感じるところが無い珍しい巻.
しかし,過去の京介って…….

◇メモ
P.64 「――そんなことで、お兄ちゃんを嫌いになるわけないじゃん」
P.225 「その熱意はみとめるけどね。キミに色々してもらった全員が全員、
    感謝したり~、感動したり~するわけじゃないってことは、
    憶えておいた方がいーよ。秋美ちゃんからの、これは忠告」
    櫻井の口調はふざけていたが、彼女が本心で喋っているんだな
    というのは伝わってきた。覚悟はしていたが……。
    いや、ちょっと、かなり、きついぞ。
    「……俺が、おまえにやってきたことは、全部お節介で、
    余計なお世話だった……のか?」
    「!」
    櫻井は俺の問いにハッとし、それから、見下げ果てたとばかりに目を細めた。
    「ばぁーか」

P.226 「う~~~~~~~~~~~~~~~」
    唇を噛んでもどかしそうにする櫻井。
    「だからぁ! あたしは、
    彼女は勢いよく俺の方を振り向き、何かを言いかけた。
P.287 「ねぇ、高坂。いまさらだけど、あのとき言えなかったことを、伝えてもいいかな」
P.288 「超いー景色! 感動した! 最っっ高の気分だよ!
    ぜんぶ、ぜんぶ、キミのおかげっ!」
    「櫻井秋美は! 高坂京介のことが!
    だいっ好きだぁぁああああああああああああぁっ!」
P.289 「――キミがあのとき、いかにバカなことを聞いたのか、分かってくれた?」
    「……思い知ったぜ。俺はバカだな」
P.290 「ごめん、俺、好きな奴がいるんだ」
    俺は今度こそ、自分から告白すると決めたんだ。
    「……うん、知ってた」
    櫻井は、俺の答えをまっすぐ受け止めて、
    「ちゃんと振ってくれて……ありがとうね」
    ぶわ、と、涙を溢れさせた。

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